面格子は窓からの防犯対策の基本です

面格子は窓からの防犯対策の基本です

あなたのお家の窓を外側から見てください。

 

窓の外側には面格子が取り付けられているでしょうか?

 

もし、面格子がないのなら、あなたのお家の防犯対策は、隣の家よりも向かいの家よりも「ゆるい」状態かもしれません。

 

ということは、、、

 

そのままだったとすると、近い将来トラブルに巻き込まれる可能性があります。

 

 

このようなトラブルに遭遇しないのが一番なのですが、災難というものは忘れた頃にやってくるもの。

 

だから、トラブルに遭遇する前に、お家の防犯対策のひとつとして「面格子」について検討してみてほしいのです。

 

次から、あなたのお家の防犯に必要な、面格子についてご紹介していきます。

 

目次

1: 面格子の目的とは

面格子の目的とは

面格子(めんごうし)とは、窓の外側に取り付ける、窓からの侵入者を防止するためのものです。

戸建てであれば、つぎのような部分に取り付けられることが多いです。

 

  • キッチン
  • トイレ
  • 浴室

 

リビングや南側に面している部屋へはあまり取り付けません。

 

窓はあるけれど、そこから出入りすることがない部分に取り付けます。

 

マンションの場合ですと、共用の廊下に面している窓や、となりの建物と近い窓に設置することが多いです。

 

 

どちらにしても、面格子は窓からの侵入を防ぐために取り付けるものですから、

 

  • 近所の人は皆知っている
  • 見かけない人はやってこない
  • 地域そのものにトラブルの可能性が低い

 

このような場所に建っているお家には、面格子が取り付けられていません。

 

ですから、面格子は地方ではなく、人が集まる場所で重宝する防犯用品と言えるでしょう。

 

また、場合によっては田舎でも「最近不用心になってきた」と感じてから取り付けられる手軽さも面格子にはあります。

 

暮らしの中で防犯に意識が向き始めてからでも、いつでも後から取り付けられますので「新築でつけなかったから」というような後悔は起こりません。

 

2: 面格子で使われる素材

面格子で使われる素材

主に面格子に使われている素材には、次の3つの素材があります。

 

  • アルミ
  • ステンレス
  • 鋳物

 

強度から言いますと、ステンレスが強いですね。

 

また、面格子のデザインにもタイプがあります。

縦格子

よく見かける、縦方向にバーが通っているものです。

 

もっとも費用が安く、一番よく売れる面格子でもあります。

 

ただ費用が安い分、防犯性能は高いとは言えません。

荒っぽい方法で侵入を試みられると、面格子が役に立たないこともあります。

 

どちらかと言って、見た目の防犯効果に期待するのがいいでしょう。

侵入に時間が必要だと思うと侵入者はあきらめてくれます。

ヒシクロス面格子

強度と見栄えの両方を備えているのが「ヒシクロス面格子」です。

 

格子部分がひし形になっており、縦格子よりも高級感が感じられます。

 

また、侵入者が壊しにくいようになっていますので、防犯対策としても高い効果があると言われています。

ステンレス面格子

費用は高くなりますが、ステンレスという素材の強度と耐久性から考えると仕方のないことでしょう。

 

さびにくいですし、侵入者が荒っぽく壊そうとしても、強度が高いため壊しにくいのが特徴です。

 

そして、あまり意識されていない部分ですが、面格子と壁を取り付ける部分に細工がしてあり、侵入者が嫌う対策が施されているのも、このクラスの面格子の特徴だと言えます。

 

ドライバー1本で、簡単に取り外せない安心感があります。

ルーバー面格子

お風呂場やトイレなど、縦に細長い窓に取り付けられることが多い面格子です。

 

内側からハンドルをクルクル回すと、外側のルーバーが開いたり閉じたりするアレです。

 

プライバシーも守れますし、外側からは壊しにくい作りになっています。

 

また、お風呂やトイレに使うことで、日中はルーバーを開いておいて換気。

お風呂を使うときや、寝るときにはルーバーを閉じて防犯対策というように、暮らしにあわせて簡単に変えられるのも魅力です。

 

3: 面格子はどこに取り付けるのか

面格子はどこに取り付けるのか

すでにイメージが出来ているかと思いますが、面格子はどこに取り付けるのが良いのかを見ておきましょう。

 

もっとも取り付けておきたいところはというと

「死角になりやすいところ」

例えば、

  • トイレ
  • 洗面所
  • お風呂

 

  • 高い位置にある小窓
  • あまり人が出入りしない2階の窓
  • 雨戸を取り付けない小窓

 

1階部分は気になりますから、しっかり面格子を取り付けられると思いますが、2階の窓も意識しておきたいですね。

  • 隣の家と近い2階の窓
  • 近くの電柱から飛び移れそうな窓
  • 室外機を足場にして昇れそうな窓
  • 物置の屋根から入れそうな窓

 

窓の位置が高いからと言って油断してはいけません。

 

窓の近くに飛び移れたり、手が届きやすかったりする場所に足場となるものがある場合は、小窓であっても面格子を取り付けておきたいところです。

 

4: 防犯効果を最大限にするには

防犯効果を最大限にするには

さらに面格子で防犯効果を最大限高くするには、次のポイントを押さえておきましょう。

建物への取り付け部分を強固にする

面格子が強くても、取り付け部分が弱ければ簡単に取り外されてしまいます。

 

容易に取り外すことができないよう、取り付け部分には専門の対策が必要だと覚えておいてください。

 

せっかく取り付けたのに、少し強く揺すったり、ドライバーでこじったりするだけで外れるようでは意味がありません。

防犯性能の高い面格子を選ぶ

面格子そのものの防犯性能が高いものを選びましょう。

 

カタログやショールームで防犯性能を比較しておきたいですね。

 

費用との絡みがありますが、予算が許す範囲で防犯性能が高いものを選んでください。

窓の開く方向に合わせましょう

一般的な面格子は窓の外側に設置します。

 

しかし、窓の開く方向が「外開き」だった場合、窓の外側へ面格子を設置することはできません。

 

窓が開かなくなりますし、開いたとしても少しだけしか開かなくなります。

 

そこで、外開きの窓の場合には、室内に格子を取り付ける方法もあります。

 

外から見ても格子があるように見えませんが、実は内側でしっかりと侵入を守っているというものです。

 

窓の開閉タイプを見て、外側か内側か、どちらに取り付けるのかを確認しておきましょう。

 

5: 面格子は定期的な点検を実施

面格子は定期的な点検を実施

面格子は、取り付ければ終わりというものではありません。

 

掃除はしておきたいですし、掃除のついでにガタつきはないか、ネジは緩んでいないかを確認してください。

 

2階や高い位置にある小窓は危ないので、業者さんへ依頼して点検してもらうのがいいですね。

 

6: まとめ

面格子は防犯性能をアップしてくれます。

 

しかし、完璧な安全を約束されたものではありません。

トラブルの抑止力のひとつとして使えることを理解しておいてください。

 

ほとんどの侵入者は「見た目で面倒だ」と感じると、侵入を試みようとしないでしょう。

 

防犯意識が高いことをアピールし、暮らしを守っていくことが面格子の役割ではないでしょうか。

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