本当の窓のプロとは…窓(サッシ)の調整はサービスではありません!
弊社は内窓(二重窓)を設置した際に必ずサッシ(外の窓)の調整もしています。
窓も家の歪みなどに合わせて建付けが悪くなっていきます。
サッシの調整をしていると、お客様から「そこまでしてくれるんだ」、「サービスしてくれてありがとう」など言っていただけることもあるのですが…
サッシの調整をしているのはけっして「サービス」だとは思っていません!
むしろサッシの調整までしないと「本当の窓のプロ」ではないと思っています。
内窓(二重窓)をお考えでしたらご注意ください
ただ内窓(二重窓)を設置するだけでしたら、今はインターネットでも買える時代ですので自分で取り付ける事も可能です。
しかし、内窓(二重窓)はお家に必ずなくてはならないものでもありません。
防音や結露、西日対策、寒さ対策など目的は様々だと思いますが、なくても生活できるものにお金をかけるのでしたら、その製品の性能を最大限発揮できないともったいないと思います。
どういうことかと言いますと…
製品の知識(目的にあった製品、ガラスを選べているか)、取付、調整、これらが一つでも欠けてしまうと、「内窓(二重窓)ってこんなものか…」「お金かけて失敗した」と満足できない場合があります。(内窓(二重窓)が普及してきた昨今、増えている事例です)
もちろん、安価なもの、DIYが間違っているというわけではございません。
目的や、求める効果は各ご家庭それぞれですので、ご自宅に合った方法が最重要だと思っています。
また、内窓(二重窓)を設置する業者さんの中でも、「製品知識」「取付」「調整」が完璧なところは多くありませんので、「内窓(二重窓)を扱ってる」、「窓の専門店だから」安心というわけでもないのでご注意ください。
建付調整で隙間の大小が大きく変わります
製品の知識や取付も重要ですが、「建付調整」が甘いとせっかく内窓(二重窓)を取り付けても隙間が多く気密性が下がってしまいます。当然気密性が低いと、防音効果や結露軽減も断熱効果も下がってしまいます。
※建付調整とは、サッシの戸車(タイヤ)を上げたり下げたりして隙間ができにくくする調整の事です。
また、内窓(二重窓)の調整がしっかりできていたとしても、サッシ(外の窓)に隙間ばかりあったらいかがでしょうか…
サッシ(外の窓)も経年劣化やお家の歪みに影響されて建付けがおかしくなることも多くあります。
・鍵(クレセント)が閉まりにくくなった
・窓を閉めても角に明かりが漏れている
・開閉が異常に重くなった
など感じている窓はございませんか?
これらの症状は建付けが悪くなってしまっている事が考えられます。
窓(サッシ)の調整はサービスではありません
内窓(二重窓)の設置を依頼して、本当にご自宅に合った内窓を完璧に取付て「完了です」では良い業者さんだとしても「窓のプロ」とは言えないという考えを持ってお仕事させていただいております。
「窓のプロ」として内窓(二重窓)を設置するなら、完璧に取り付ける事だけがプロではなく、効果を最大限に発揮できる事がプロだと思います。
したがって、より気密性を上げるためにはサッシ(外の窓)の調整も必然であり、決して「サービス」だとは思っていません。
「内窓(二重窓)の設置を依頼したのに、サッシ(外の窓)の調整もやってもらえるなんて…」とお礼を言っていただけけて嬉しくなることもありますが、大事な作業の一つとなります。
建付調整だけでなく、鍵(クレセント)の調整も大切です。
鍵(クレセント)は、防犯だけでなく、気密にも関係していますので、緩かったりするとそれも気密(隙間)にかかわってきます。
まとめ
調整は大切ではありますが、窓の種類(特に年数の経ったサッシ)によっては、戸車や鍵(クレセント)の調整ができないサッシであったり、調整できるものでも枠が歪みすぎていて調整しきれないものもありますので、どのお家も完璧にできるわけではございませんが、できる限りの事はさせていただきます。
また、「サービスではありません」と言ってはいますが、「サービスは一切しません」というわけではありませんのでご注意ください!笑
※実際に、網戸や建具の動きで簡単に直せる場合はサービスで直させていただきます。
少しでも効果があるようにとお考えの方は、一度ご相談いただけたらと思います。
「そんなに効果は求めてないけど…自分で付けても平気かな」「この業者さんでも平気?」など窓に関する事でしたらどんなご相談でも大歓迎です。
最後までお読みいただきありがとうございます。