【複層ガラス】防音でこんな間違いをしていませんか?
住み始めてから知って困るのが「騒音」です。
昼間は仕事へ行っていたり、外出していたり、家の中も生活音で気づきにくかった。
でも、実際に住んでみると、、、
- 夜になると車の音が気になる
- 雨の日の車の走行音が耳障り
- 救急車が頻繁に走る場所でテレビが聞こえない
- 1階はマシだけど、2階の寝室は車が通るたびにうるさい
このようなことが起こっていることがあります。
また、住み始めてからしばらく経った頃
- 隣の家から一日中ピアノの音が聞こえてきて困る
- 向かいの家では休日になるとDIYを楽しまれてトントンと耳障り
- 裏の家から犬の鳴き声が響きわたる
また、反対に
- ピアノを始めたので気にせず練習したい
- 娘がギターを始めたので近所に気をつかう
- 夫が趣味でレザー加工を始めたのでコンコン音がして近所迷惑が心配
このように「音」に関するお悩みは、生活していく中で変化し、暮らしを豊かにしてくれる反面、他人からは「騒音」と呼ばれることにもつながります。
そこで今回は、このような「音」に関するお悩みを解決するべく、最適な方法をご紹介していきます。
1: このような騒音に困っているあなたへ
もう一度、騒音と感じることを見てみましょう。
- 夜になると車の音が気になる
- 雨の日の車の走行音が耳障り
- 救急車が頻繁に走る場所でテレビが聞こえない
- 1階はマシだけど、2階の寝室は車が通るたびにうるさい
- 隣の家から一日中ピアノの音が聞こえてきて困る
- 向かいの家では休日になるとDIYを楽しまれてトントンと耳障り
- 裏の家から犬の鳴き声が響きわたる
- ピアノを始めたので気にせず練習したい
- 娘がギターを始めたので近所に気をつかう
- 夫が趣味でレザー加工を始めたのでコンコン音がして近所迷惑が心配
騒音には入ってくる音と出る音があります。
得てして入ってくる音を「騒音」と感じ、出る音に関して本人は気になりません。
だから、
- 道路からの音
- 鉄道の音
- 工事などの音
- 隣の家の住人の声
- 隣の家の室外機の音
- 隣の家のテレビやステレオの音
- 公園から聞こえる声や歓声
- 大型電気店のような施設から聞こえるBGM
このような「入ってくる音」を騒音と感じ、一度耳につくと離れず、イライラだけが募っていきます。
反対に、次のような音は「出る音」なので、あなたも気になっていないことでしょう。
- 家で友人や家族と大きな声で語らう
- 家の中で大きな声で電話する
- 大きな音量で最高の気分に浸りながら音楽を聴く
- サラウンド効果と大画面でお気に入りの映画を観る
- ピアノやギター、バイオリンなどを練習する
- 扉の開け閉めなど、生活の中で発生する音
このような「出る音」に対して、あなたはイライラしていません。
しかし、あなたのお家の隣や向かい、裏の方はイライラしているかもしれません。
このように見てみると、音に関する問題は「入ってくる」だけではない「出る音」にも効果のある対策をしなくていけません。
2: 騒音の原因とは
騒音の原因とは、何かご存じでしょうか?
音には
- 建物を伝わる音
- 空気の振動で伝わる音
この2種類があります。
建物を伝わる音とは、ダンプカーが家の横を走ったときにおこる「振動」や、道路工事のときに地面から伝わる「振動」です。
このような振動は、家そのものが振動しているので、対策できる方法はありません。
建築方法そのものを変更し「振動」しない基礎工事などが必要となります。
対して、空気の振動で伝わる音はどうなのでしょうか。
この音は、私たちがもっとも不快に感じる音の原因、騒音と呼ばれるものです。
そして、この騒音は適切な方法を選ぶことで、かなり遮音することができます。
3: お家で防音性能が高いものとは
あなたのお家で防音性能が高いものは何でしょう。
おわかりかと思います。
そうですね「壁」です。
一般的な戸建ての場合、壁の厚みは約155mmあります。
- 石膏ボード
- 断熱材
- 構造用合板
- 胴縁
- サイディング
全部合わせて、155mmくらいの厚みがあります。
だから、極めてうるさいと言われる「80db」というトラックの走行音でも、壁は「40db」まで静かにしてくれます。
40dbとはかなり静かな状態ですので、お家の中でも快適にテレビを見ることができる状態です。
いっぽう、お家の中でもっとも防音性能が低いのはどこでしょう。
これもおわかりですね。
お家の中で一番薄い部分。そうです「窓ガラス」です。
一般的な窓ガラスは、厚みが約5mm程度。
この厚みでは、トラックの走行音である「80db」を静かにすることはできません。
窓ガラスを通過してくる音を調べると「60db」くらいにしか軽減できませんから、家の中が静かで快適とは言い難い状態です。
4: 防音に最適な窓
すでにお気づきのように、騒音対策(入ってくる音、出る音とも)を行うには、窓ガラスを対策することで対応できます。
ガラスの厚みを増やしていく。
ペアガラスを使えば防音できる。
こんなことが思いつくことでしょう。
でも、ちょっと待ってください。
実は、単にガラスの厚みを増やしても、ペアガラスを使っても防音性能はたいして高くなりません。
また、ガラスの厚みを増やしても、ガラスをハメているアルミサッシの隙間から音が入ってきたり、出て行ったり、振動したりして騒音となってしまいます。
では、どうすれば良いのかというと、、、
窓の防音性能をアップさせるにはコレです!
『二重サッシ』または『内窓』と呼ばれる方法を選ぶことなんです。
5: 省エネにもなるんです!
室内側に内窓を取り付けることで、壁厚を増やして対策します。
また、外側の窓と、内側の窓の間に「中間空気層」という層があるため、この間で音が反復し、外からの音は室内へ通しにくくなります。
逆に、室内の音は外へ漏れにくくなります。
また、気密性がアップしますので、夏場は室内の冷気が外に漏れにくく、冬場は外の冷気が侵入しにくくなります。
6: まとめ
このように、音に関するお悩みがあるのなら、二重サッシ(内窓)を選んでもらうのが最適です。
性能はメーカーによって異なりますし、あなたのお家の困り事によっても選ぶものが変わってきます。
ですから、二重サッシを検討されているのなら、窓の専門店「窓の匠」へ相談してみてください。
専門的なノウハウと経験から、最適な組み合わせをご提案させていただきます。