ラミシャットと二重窓でホームシアターの防音も安心快適

ラミシャットと二重窓でホームシアターの防音も安心快適

戸建てを購入されたのなら、リビングやご自身のお部屋をホームシアターにして、お気に入りの映画やライブを大画面と最適な音響環境の中で楽しみたいものですね。

 

しかし、、、

 

実際にホームシアターにしようと思うと・・・

 

  • 家族から「近所迷惑」と反対された
  • 夜に大音量なんて、ご近所に言い訳できない
  • 生活音でも気にしているのに、映画やライブの音が漏れるなんて論外

 

このような、当たり前と言えば当たり前な意見が出てくることでしょう。

 

確かに一般常識として考えると、ホームシアターのような環境は、一歩間違うと自己満足だけで、ご近所からはただの「迷惑な騒音野郎」として見られてしまいます。

 

そこで、音漏れや騒音を気にすることなく、最高の環境でホームシアターを楽しむためにはどうすれば良いのか。

 

順番に見ていきましょう。

 

目次

1: 音が聞こえる理由

音が聞こえる理由

どうして私たちには「音」が聞こえるのでしょうか。

 

テレビを見ているとき。

音楽を聴いているとき。

 

家ではなく映画館にいるとき。

 

私たちは的確に、しかも意識することなく「音」を聞き取っています。

 

 

これはテレビやステレオなどと、私たちが生活している間に空気があるから聞こえているにすぎません。

 

テレビのスピーカーやステレオのスピーカーが振動することで空気が振動します。

 

そうすると、振動した空気が私たちの耳へ伝わり、伝わった振動は耳の奥にある「鼓膜」でキャッチされ「音」として認識します。

 

このような原理があるため、私たちは映画を見ていても、ライブを見ていても「音」を聞き楽しむことができるのです。

 

つまり、音は空気を振動させることで発生しているということ。

 

空気のない空間では、真横で何かがぶつかっても音は聞こえません。

これは振動する空気がないため、音が伝わってきていないからです。

 

 

このように、音がどのようにして私たちの耳へ伝わっているのかを知ることで、騒音や音漏れの対策を的確に考えることができます。

 

2: 騒音をカットする方法

騒音をカットする方法

では、どのようにすれば騒音をカットすることができるのでしょうか。

 

ここで気をつけておきたいのが「騒音」という言葉の定義です。

 

一般的に「騒音」と呼ばれるのは「外から入ってきた音」のことでしょう。

自分たちから発生している音を「騒音」と呼ぶ人はあまりいませんからね。

 

 

「騒音」とは外から入ってきた音だと定義すると、どうしてテレビの音量を大きくしてセリフを聞こうとするのかがわかってきます。

 

そうですね。

 

家の前を走る車の音や、隣の家から聞こえるピアノの音。

通行中の人の声や、近くにある公園から聞こえる話し声などが家の中に入ってくることで、聞き取りづらくなっているためです。

 

音はほとんどの場合、壁や天井、窓から入ってきます。

 

でも、壁は一般のお家なら155mmくらいの厚みがありますので、家の横をトラックが走ったとしても、半分くらいの音に軽減されます。

 

天井は、屋根との間に空間がありますから、こちらかも音がガンガン入ってくることはあまりありません。

 

ということは、外の音が入ってきているところはというと・・・

 

残っているのは「窓」ということになります。

 

 

窓は「アルミサッシ」と「ガラス」で出来ています。

 

特に一般的なガラスは厚みが約5mm程度なので、トラックの走行音を少しだけ減らしてくれるのが限界。

 

また、アルミサッシは構造的な部分と軽い材質という特徴から、サッシの隙間から音が出入りしやすく、サッシそのものが振動することで騒音を発生していることもあります。

 

ということは、窓部分の防音性能をアップすることが出来れば、快適なホームシアター環境が手に入るということなんです。

 

3: 防音ガラスの効果

防音ガラスの効果

ここでガラスを検討してみましょう。

ガラスには、通常の一枚ガラス以外に、次のようなタイプがあります。

一枚ガラス

一般的なガラスです。厚みも3mm~5mmくらいです。

 

80db(うるさいと感じる音)の音が入ってきた場合、一枚ガラスなら約20db軽減され、室内には60dbの音が入ってきます。

 

60dbというと、人が「うるさい」と感じるレベルなので、聞こえにくくなりますから、ついついテレビのボリュームが大きくなる瞬間です。

ペアガラス

二枚のガラスの間に空気層が作られたガラス

 

同じように80dbの音が入ってきた場合、良くて25db前後軽減されるだけです。

 

一枚ガラスよりは少しだけマシですが、快適な状態ではありません。

合わせガラス

二枚のガラスの間に中間膜を入れたガラス

 

80dbの音が入ってきた場合、28dbくらいは軽減されます。

結果として50~52dbくらいになるので、少しは聞き取りやすいですね。

二重窓

外窓と内窓の間に大きな空気層があるタイプ

 

最後に二重窓の場合。

80dbの音が入ってくると、驚きますが40dbくらいは軽減されます。

 

80db-40db=40dbですから、かなり静かで快適な状態です。

 

このように、外から音が入ってくる騒音対策を考えると「二重窓」がおすすめできる対策となります。

 

また、二重窓に使用するガラスに、防音ガラスである「ラミシャット」を使用することで、-45db相当の遮音効果が期待できますので、かなり快適な空間になることは間違いありません。

 

そして、、、

 

外からの音を通しにくいということは、内側からの音が外に漏れにくいということにもなります。

 

騒々しい音が入ってこないばかりか、家の中で大画面大音量を思う存分楽しむことができるのは、本当に夢のような話だと思います。

 

また、お子さんの英才教育として音楽(ピアノやバイオリンなど)の練習をされるときにも、まわりに気を使わず思い切り練習できますから習得速度も早くなることでしょう。

 

4: まとめ

高い防音性能は「二重窓」+「ラミシャット」で実現できます。

まわりを気にせず、あなたの好きな映画や音楽を思う存分楽しんでください。

 

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