風を通して、防犯になる。YKK多機能ルーバー
梅雨が明け、熱帯夜が続く日々…
エアコンをつけて寝ると、起きるとなんかだるい…喉の調子が悪い…
そもそもエアコンは苦手…
窓を開けて寝たいけど、防犯が心配…でも窓を閉めて寝る事はできないので、「誰も入ってこないだろう」と思って寝ているのではないでしょうか。
最近ニュースでよく見るのは、無差別で命を奪う犯罪です。
自分は人から恨まれることをしていないと思っていても命を奪われてしまう事があるという事です。
全国には、現在総住戸数が約6000万戸と言われています。
それだけ家があれば「うちは狙われないだろう」と思ってしまいますが、恐らく犯罪にあわれた方々は同じ事を思っていたと思います。
被害にあってから後悔するのではなく、一生被害にあわないよう安心できるお家作りをおすすめします。
YKKの多機能ルーバー
今回は、YKKの多機能ルーバーをご紹介します。
多機能ルーバーは、「目隠し」「採光」「通風(換気)」「日よけ(遮熱)」を羽の角度を調整することで変えられる優れものです。
通常は、面格子の様に取付けるのですが、今回は、サッシと多機能ルーバーに隙間ができない「四方枠タイプ」をご紹介します。
多機能ルーバー(四方枠タイプ)の施工方法
まず始めにサッシの障子、網戸を外します。
多機能ルーバー四方枠タイプは、網戸のレールを利用して取り付けます。
網戸レールに被せるように多機能ルーバーを乗っけます。
網戸レールにのっけて仮固定金具で固定したら、本固定します。
この時にただ取り付けるのではなく、施工精度を大切にする窓の匠では水平垂直をしっかり見て固定します。
多少ずれているだけでは、一般の方ではわかりませんし、使い勝手、動きも普通に使えるかと思いますが、年月が経った後に、多少のよじれなどがひどくなり動きが悪くなったり、枠に隙間ができたりと、後々支障が出てくるかもしれません。
メーカーでも簡単施工と謳っていますが、簡単なものほどしっかりとした取り付けが重要となります。
多機能ルーバー四方枠タイプは、慣れていれば簡単に取り付けができます。
多機能ルーバー(四方枠タイプ)のメリット
多機能ルーバー四方枠タイプの最も優れている部分は、部屋の内側から作業ができるという点です。
2階などでもシャッター、雨戸の様に外からの作業がなく、足場の用意が必要ありません。
「数時間の取付作業の為に足場を立てるのはもったいない」「梯子も立てられない」といった場所には非常におすすめできる商品です。
製品的にも上記の様に「目隠し」「採光」「通風(換気)」「日よけ(遮熱)」を使い分ける事ができ、何より寝室などでは、安心して窓を全開にして寝ることが可能です。(防犯にも最適です)
多機能ルーバー(四方枠タイプ)のデメリット
「目隠し」「採光」「通風(換気)」「日よけ(遮熱)」「防犯」と、言う事ない位に良い商品ですが、1点デメリットを挙げると…
シャッターや雨戸の様に製品を収納する事ができないので、常に多機能ルーバーがついている状態になります。
景色が良く、窓からの景色を大切にしている方にとってはおすすめできない商品です。
あくまで羽のみで調整となりますので、光が全開に入っている角度にしても、多機能ルーバーを取り付ける前よりは視界は悪くなります。(慣れてしまえば気にならないという感想の方もいます)
まとめ
トータル的にメリット、デメリットを考えると、寝室には向いている商品となります。
もちろん視界を考えなければどこでも有効です。
多機能ルーバーがついていれば、2階にいても1階の窓を開けっぱなしで風を通していても安心です。
また、視線が気になるが窓を開けたいなど用途によって羽を変えられますので「防犯」を考えながら様々な使い方ができます。
安心できるお家にするためにご自宅にある窓が安全か一度考えてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。