内窓(二重窓)を設置する幅が足りずふかし枠(増枠)が必要。しかし下だけ木枠が出てしまっている…
今回は、ご自宅前の道路からの車の騒音を軽減するために内窓(二重窓)の設置をご依頼いただきましたが、窓の内側にある木枠(額縁)の幅が足りずふかし枠(増枠)が必要でした。
しかし、下だけ手前に出ていて一見ふかし枠(増枠)の設置が難しいのではという窓に内窓(二重窓)を取り付けしましたのでご紹介致します。
「自宅も同じ形の窓だ」と思う方も多いはずですのでご参考ください。
ふかし枠(増枠)の芯材を加工して取り付け
通常ふかし枠(増枠)は、凸凹していない揃った所に設置します。
しかし、今回の様に下だけ手前に出っ張っていて縦と上と揃っていません。
下だけ木枠(額縁)で三方がクロス納まりとなっています。
どの内窓メーカーもふかし枠(増枠)は芯材があって芯材を付けたら樹脂のカバーを被せる構造がほとんどです。
下だけ部屋の内側に飛び出ていたので、飛び出ている部分は芯材を加工して縦と上の出幅を合わせてカバーする事でまったく違和感なくふかし枠(増枠)を取り付ける事が可能です。
防音には内窓プラスト
道路からの距離も近いこともあり、今回は最も防音効果の高い内窓プラストを採用していただきました。
ガラスは防音合わせガラス6+6(6ミリと6ミリのガラスの間に防音特殊フィルムを挟んだガラス)を使用致しました。
※内窓プラストのオプション材のふかし枠は増枠という商品名になります。
25ミリタイプの増枠を設置しましたが、圧迫感はないかと思います。
まとめ
通常の取り付けでは内窓(二重窓)の設置が難しいため、業者さんによっては断られてしまうケースもありますが、窓の匠では簡単に内窓(二重窓)を取り付ける事が可能です。
ハウスメーカーや工務店さんなどで断られてしまった場合でも一度ご相談いただけましたら、効果、見た目、費用をご希望の形となるよう真剣に考えてお答え致します。
もちろんご相談のみでも結構です。
お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございます。