ガラスとガラスの内側が曇る。内部結露でガラスが曇ってしまったペアガラス(複層ガラス)を新しいものに交換
ペアガラス(複層ガラス)は経年劣化でガラスとガラスの間に湿気が入り込み結露が発生する場合があります。
最近のペアガラスは品質が上がっていますのでガラスとガラスの間が曇ったりという事はあまりありませんが、ペアガラス(複層ガラス)が普及した当初のものですと内部結露(ガラスとガラスの間に結露ができる現象)が出てしまっているガラスも少なくありません。
ガラスによっては、ペアガラスの中に水が溜まって水槽の様になっている場合もあります。
見た目も常にガラスが曇っているような状態ですので気持ちの良いものではないかと思います。
性能としても本来のペアガラスの性能は失われてしまっています。
ペアガラスに交換
今回はそういったペアガラスを新しいものに交換させていただきました。
白い水垢のような汚れは、ガラスの内部に付いていますので、部屋の内側、外側をいくら拭いても汚れを取ることはできません。
このような状態を解決するには新しいものに交換する以外ありません。
ガラスの交換は、写真の様な引き違い窓タイプであれば障子を外して、枠を組み替えれば簡単に交換する事が可能です。
こちらのガラスはカビの様なものがびっしりとついてしまっていました。
曇っていた事に慣れてしまっていると新しくなった時にギャップを感じ、すっきりとした良い気持ちになります。
ペアガラス(複層ガラス)としての効果も元に戻るため、断熱性も高まります。
網が入っているガラスには網入りのガラスを
よく見ると網が入っているガラスや網が入っていないガラスがご自宅やご近所様のお家にあるかと思います。
この網は、防火用になっていて法律で定められているケースが多いです。
もし防火地域などで防火サッシ+網入りガラスという組み合わせになっていた場合は「せっかくガラスを新しくするなら視界をスッキリさせるために網のないガラスにしよう」というわけにはいきません。
ですので、基本的には同じ仕様のガラスへの交換となります。
まとめ
ガラス交換は、年代やサッシの種類などでガラスの厚みが変わったりますのでしっかりとした現地調査が必要となります。また、一般の方がガラスを扱うとなると非常に危険な作業となりますので、ガラス交換をお考えての方はお気軽にお問い合わせください。
窓の匠は現地調査は無料です。
現地調査時や、お見積りをお渡しした後に営業のお話などは致しませんのでお気軽にお申しつけください。
最後までお読みいただきありがとうございます。