木枠の幅が狭い部分はメルツエンサッシが有効
結露に困っている、騒音に困っている、それなら二重サッシに使用と考え他社さんに現地調査をしたら、木枠の幅が足りないからふかし枠が必要との事…
枠を足すと違和感が出そうだから避けたい…だけど二重サッシにしたい…
そんなお悩みでお困りの方もいるかと思います。
今回は、枠の幅が狭いメルツエンサッシのご紹介です。
銀行の社員さんが使用している寮の窓全てに結露を軽減する目的として、36カ所にメルツエンサッシを取付させていただきました。
メルツエンサッシ
メルツエンサッシって聞いた事ない。という方も多いのではないでしょうか。
メルツエンサッシは、フクビ化学工業株式会社が作っている二重サッシです。
聞いた事ないと選択肢に入れるのは不安かと思いますが、取り付けて感じる事はサッシメーカーが出している二重サッシよりはしっかりした樹脂を使用していますし、効果もサッシメーカーの二重サッシより高く感じます。
金額もさほど高くはありませんので二重サッシをお考えの方には選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
メルツエンサッシの取付事例
施工前の写真です。
わかりずらいかと思いますが、枠の幅が狭くメルツエンサッシのType66型(幅66mm)でふかし枠を使用せず、枠の中に収める仕様となりました。
ふかし枠がなく、すっきりとした収まりとなりました。
メルツエンサッシの選び方
樹脂の会社だけあり、使用している材料は比較的良いと思います。
ふかし枠を使用するとその分金額も上がってしまいますし、金額をなるべく抑え、リーズナブルな中でも効果は極力高く求めたい方にはおすすめできる二重サッシです。
とにかく安い二重サッシをと業者さんに頼んだけど、ふかし枠を使用していてトータル金額はふかし枠が必要ない二重サッシを選んでいれば結果安くなっていたという事も実際あります。
しかも見た目もふかし枠なしの方がすっきりして良かった…なんてことも…
業者さん任せにするとふかし枠がなくても二重サッシにできる事に気づけない事もありますのでご注意ください。
※防音効果を高めるためにふかし枠で空気層を多くする方法もあるので、ふかし枠が意味がないという事でもございません。注※空気層が多すぎても防音効果は下がりますのでご注意ください。
窓の匠は、様々な二重サッシを数多く取付していますので、それぞれの特徴を把握し本当にお家にあった二重サッシをご提案することができます。求める効果とご予算との良いバランスを考えてご提案致しますので、もしお悩みの場合は、ご相談だけでも大歓迎ですのでご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。