Fix窓(開かない窓)に外鍵仕様の後付けシャッターの取り付け
近年気候に変化を感じている方も多いと思います。
台風や、暴風、大雨と不安に感じているのではないでしょうか。
実際に台風後には弊社でもガラス交換の依頼が何件かお問い合わせがきます。
特に2階の窓ガラスが飛来物によって割れてしまうと、ガラスが割れる被害より強風によって屋根を持ち上げられてしまう事例もありますので被害にあう前に対策をご検討してみてはいかがでしょうか。
一般的な引き違い窓(横にスライドする窓)にはシャッターを設置する事は想像できるかと思いますが、Fix窓(嵌め殺し窓)の場合手動式のシャッターが設置できるのか…???
今回は、Fix窓にも手動のシャッターを設置した施工事例をご紹介致します。
※Fix窓=開けられない窓
Fix窓(開かない窓)に手動式シャッター取り付け
通常、手動式のシャッターは部屋の中から開け閉めします。
Fix窓(嵌め殺し窓)だと部屋の中から開け閉めができないため、手動式のシャッターは設置ができないと思っている方もいます。
しかし、窓の前に立てれば外から開け閉めができる手動式のシャッターの設置が可能です。(2階などの高所になるとハシゴがないと開け閉めができないため現実的ではありません)
お店を想像していただけばわかるかと思いますが、お店のシャッターは外から開け閉めしています。
窓用にも同じように外から開け閉めして、外から鍵をする事でシャッターを設置する事が可能です。
後付けシャッターの枠から取り付け
外鍵仕様だからといって特別な形をしているわけではく、取り付けや見た目も通常のシャッターと変わりませんの同じように窓の周りに枠を設置します。
枠だけではなく、シャッター本体も通常の物と変わらず、外鍵が付いているかいないかの違いだけになりますのでシャッター本体も通常通り取り付けます。
外鍵ははじめから加工されており、シャッターの下部についています。
窓のすぐ横が壁の場合の手動シャッター取り付け
少しわかりづらいかもしれませんが、いくつか出てきている写真をよく見ていただけると、窓のすぐ横(右側)が壁(入隅)になっているのがわかります。
また、Fix窓に設置したシャッターのすぐ左の掃き出し窓にも手動のシャッターを設置させていただいたのですが、出幅(壁からシャッターが出ている幅)に違いがあるのがわかりますでしょうか。
Fix窓のシャッターは壁から飛び出ている感じが見て取れます。
これは入隅仕様という、窓の横がすぐ壁になっている窓用のオプション材を設置しているため、シャッターの出幅が変わっています。
入隅仕様のシャッターについてはまた、新たに詳しくご紹介したいと思います。
Fix窓(開かない窓)に外鍵のシャッターを設置した時の妥協点
シャッターを設置した際に良い点というのは想像しやすいので今回はFix窓(嵌め殺し窓)に手動のシャッターを設置した際の妥協せざるを得ない点を2点ほど上げさせていただきます。
1番の妥協点というと、窓を開ける事ができないので、シャッターの内側のお掃除が難しくなります。
また、Fix窓の位置が手の届きにくい場所などでは脚立が必要になったりしますので開け閉めが面倒になります。
まとめ
妥協せざるを得ない点を考えた時に、台風や暴風などで窓ガラスが割れる事を想像してどちらを選ぶか考え方は人それぞれですが、どちらにせよ一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
近年の関西や千葉などの被害をニュースを見ているといたたまれなくなります。
自分の家が被害にあうなど一生に一度あるかないかの確率だとしても、たった一回でもあったら後悔してもしきれません。そのたった一回が自分や家族に何かあったら尚更です。
「この窓に取り付けできる?」「いくらくらいするの?」など質問だけでも結構です。
お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございます。