4枚の窓を2枚の窓に交換。カバー工法でサッシを交換して窓を新しくしました。
今回は、中古の戸建住宅を購入しリフォームされる中で窓も新しくしたいとの事でご依頼いただきました。
4枚の障子(ガラス)の横長の窓を、使い勝手を考えて2枚建ての窓にカバー工法という方法で窓を新しくしました。
窓を交換した様子が少しでもわかればと思いますのでご覧ください。
窓のカバー工法
カバー工法とは、もともと付いている窓の枠より一回り小さい窓を付けて、現在ついている窓(サッシ)を隠す方法です。
現在ついている窓を外して新しい窓(サッシ)に入れ替えるとなると、壁などを壊す必要があるため窓1か所でもかなりの費用が掛かってしまいます。
ですので、最も多いやり方としてカバー工法での窓の交換が多く採用されています。
既設サッシというのが現在ついている窓(サッシ)で新設サッシがカバー工法で取り付けたものとなります。
(図はりLIXILのリプラスという製品になりますが、カバー工法でもいくつか種類がございます。)
窓のカバー工法のメリット
外壁などをリフォームしても窓(サッシ)が古いとリフォームしたのがすぐにわかりますが、窓(サッシ)が新しくなるとイメージが一新します。
築年数が経ったマンションなどの大規模改修を見ると違いがよくわかります。
玄関なども含め、開口部はお家の顔ですのでポイントとなる窓を新しくすることで綺麗なお家に変える事ができます。
また、カバー工法で窓(サッシ)のスペックを上げることにより、断熱性能が上がり快適なお家にすることができます。
窓のカバー工法のデメリット
カバー工法は現在ついている窓より小さいものを取り付けますので、窓(サッシ)の周りの枠が太く感じてしまいます。
また、製品にもよりますが費用が高いリフォームになっています。
4枚の障子(ガラス)をカバー工法で2枚に
今回は、元々ついている窓(サッシ)が4枚建てというレールは2本ですが、4枚の障子(ガラス)でできている窓(サッシ)でした。
お客様のご希望で、4枚から2枚にしたいとの事で2枚建てにしました。
窓の形を変える事ができるのもカバー工法の良いところです。
しかし、どの製品にも言えることですが最小製作寸法と、最大製作寸法というものが存在します。
できるだけご希望に添えるようにと考えておりますが、大きい物から小さい物へは加工できたとしても小さい物を大きくすることは難しくなっております。
今回のケースは、同じ4枚建てでしたら問題ありませんが、2枚建てにすると障子1枚あたりの最大製作寸法を超えてしまっておりましたので、出来る限りの大きさの窓(サッシ)を取り付けて、足りない隙間を窓(サッシ)と同じアルミ部材を使って隙間を隠す形で取り付けました。
横幅が足りなかったため、左右の縦が太くなっていますが、違和感はないかと思います。
まとめ
カバー工法は、樹脂製やアルミ製、単板ガラス、複層ガラス等、費用や目的に応じて選択することが可能です。
使い勝手の目的、お家の見た目のため、断熱や結露のため等お話をお伺いして本当にお家に合ったものをご提案することができます。
ご相談のみでも丁寧にお答え致しますのでお気軽にご連絡ください。
ご相談いただいてもその後DMなどを送ることはございませんのでご安心ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。