窓からの冷気を抑え、寒さ対策に内窓MOKUサッシの取り付け
冬場の寒さや、夏の暑さ対策、防音や結露、断熱と内窓(二重窓)に求める効果は様々です。
内窓(二重窓)は付けたいけど、樹脂(プラスチック)が部屋の雰囲気的にどうしても苦手という方もいらっしゃいます。
今回は樹脂製の内窓が多い中、木でできている内窓(二重窓)がありますので、樹脂が苦手という方にお勧めできる商品をご紹介します。
株式会社ウッドワンのMOKUサッシ
ウッドワンは主に木製の床、壁、階段、ドアなどの内装建材を作っている会社です。
木には精通した会社が作る、MOKUサッシは天然の木でできている内窓(二重窓)になります。
MOKUサッシの特徴
1番に上がられる特徴として、見た目と質感になります。
樹脂と違い多くのお家では木製の物(家具やフローリング、建具など)がありますので、お部屋のイメージが崩れるという事が少ないです。
また、熱の伝わりも実は樹脂より断熱性が高くなっています。
しかも木は呼吸していますのでお部屋の調質にも役立ちます。
その他にも樹脂の場合は静電気が起きますので埃が吸い付きやすくなっていますが、木は電気を通しにくく静電気も起こりにくいので汚れにくです。
木製で気になること
木製と聞くと、熱で伸縮や膨張によって反ってしまったりすることで気密が悪くなるのではないかと心配してしまうかと思いますが、そこは木製内装建材の会社だけあり、考えられており反りにくい工夫がされています。(1本の木からわずかしか取れない柾目取りという材料をしようしています)
MOKUサッシの構造
施工事例を上げながらMOKUサッシの構造をご紹介します。
MOKUサッシ(木サッシ)は全てが木という訳ではございません。
耐久性や強度、性能も考えられています。
写真はMOKUサッシの枠となります。枠は樹脂製となっていますが、下レールには補強がされています。
MOKUサッシの枠を見てどこかで見たことある枠だと思った方は内窓(二重窓)マニアです。
この樹脂は大信工業の内窓プラストと同じものになります。
ですので樹脂の強度も高く性能も比較的高い製品です。
MOKUサッシは見た目や質感などで選ばれる方が多い関係で、化粧額縁(枠と一体感を出し、枠を隠す部材)を使われる事が多いですが、もともとの木枠(額縁を覆って隠し、樹脂の枠も隠す事で木の感じをより引き立てます。
アルミサッシも隠れますので、木のぬくもりを感じるあたたかい空間に変わります。もともとを木枠(額縁)も隠れる事で壁との一体感も出てお部屋が新しくなったと感じるほどです。
※木枠の上の正面についている金具はロールスクリーンを付けるための金具となります。
まとめ
多くのお家で木製の家具や建具などがお部屋に1つはあるかと思いますが、樹脂製の内窓(二重窓)を入れる事で雰囲気が崩れる事が気になる方にはおすすめできる内窓(二重窓)です。
MOKUサッシは木材にしても樹脂にしても良い材料を使用していますので樹脂製の内窓(二重窓)に比べて金額が高くなってしまいますが、それだけの価値があるものだと思います。
検討材料の1つとして、良い面ばかりではなく、弊社の者の勝手な意見を上げるとすると、クレセント(鍵)が金属製で色もシルバーなので若干残念な感じはあります。
気になる方はMOKUサッシのカタログもご覧ください。
何かご質問や気になる点などありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
最後までお読みいただきありがとうございます。