ふかし枠(増枠)が付かない場所でも内窓(二重窓)の設置は可能です。
いつまで我慢すればいいのかと不安な方が多いコロナウィルス問題…
在宅ワークの方が増えた一方、
「自宅はこんなにうるさかったのか」
とお部屋の防音対策をする方も増えています。
しかし、いざ内窓(二重窓)を取り付けようと業者さんに見てもらったら
「木枠(額縁)の幅が狭いのでふかし枠(増枠)が必要だか、ふかし枠(増枠)が取り付けられない…」
と断られて、落胆してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の施工事例は、ふかし枠(増枠)が取付られないような窓でも内窓(二重窓)を設置した例のご紹介です。
ふかし枠(額縁)の設置が難しい窓
内窓(二重窓)を設置する上で、木枠(額縁)の幅が重要となります。
木枠(額縁)の幅が狭いと内窓の枠が設置できませんので、木枠(額縁)の幅を広げるようふかし枠(増枠)が必要となります。
しかし、ハウスメーカーによっては木枠(額縁)の厚みが薄く、ふかし枠の設置が難しい場合があります。
写真の様に木枠の厚みが数ミリしかなく、ふかし枠(額縁)の設置が難しくなっています。
木枠(額縁)に木枠(額縁)を設置して幅を確保
ふかし枠(増枠)の設置が難しい場合は、内側にさらに幅の広い木枠(額縁)を設置する事で内窓(二重窓)を設置する事が可能となります。
下地まで届くよう長いビスを使って固定する事で強度にも気を使い取り付けます。
裏からの見てもさほど違和感がありません。
内窓(二重窓)が設置できるスペースを確保できればあとは通常通り取付すれば完成です。
今回は防音性能が最も高い内窓プラストを採用していただきました。
ガラスは、最も厚い6mm厚と6mm厚の防音合わせガラス(AGCラミシャット)を使用しました。
まとめ
コロナウィルスの影響で皆様お家時間が増えているかと思います。
外からの気になる音を軽減したり、部屋の中から楽器やステレオの音を外に漏れにくくしたりと、防音対策をお考えの方は、どの内窓やガラスを使って、どのくらいの効果を見込め、極力すっきりとした違和感のない納まりを様々ご提案することができます。
きれいごと抜きに本当に利益より見た目(納まり)や効果を考えてお話しておりますので、お気軽にご質問お問い合わせください。
「結局最後は営業か…」という事はありませんのでご安心ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。