玄関からの音漏れを廊下に内窓を設置して防ぐ!廊下で防音!

廊下に内窓

せっかく部屋中の窓で防音しても意外に音の出入りとなっているのが、玄関ドア…
特に築年数の経った玄関ドアだと隙間があったり、ドア自体が薄い素材だったりと音の出入りになっているケースも少なくありません。

しかし玄関に内窓を設置するスペースはないし…内窓をつけてしまうと出入りが面倒になる場合も…

お客様のご希望により、玄関を上がってすぐの廊下入り口に気密の高い内窓「まどまど」を設置しましたので、今回はその紹介をします。

・玄関からの音が気になる
・窓にある木枠じゃないのに取付平気?
・まとめ

 

目次

取付ようと思えばどんな場所でも内窓を取付できます

気密の高い内窓であれば、どのお家にもある建具(扉や引き戸)よりは音であったり熱の出入りを軽減できます。
基本的には取付ようと思えばどんな場所でも施工可能です。
※ただし、内窓は耐風圧設計にはなっていないので外では取付不可となります。

まどまどを廊下に写真は廊下につけた内窓を裏から見た状態です。(廊下から玄関を見た写真)

今回は、玄関ホールで音が響いているように聞こえていたので、玄関からの音を防ぐために廊下の入り口に内窓を設置しました。

 

内窓はどこにつけても施工が大切

内窓を取付するなら、どこにつけようが性能を十分に発揮できるような取付でなければなりません。
特に今回のように壁などを使って取付する場合は、壁は目ではわかりずらいですが、案外曲がっている事が多いので取付に特に注意が必要です。壁が曲がっている場所にそのまま内窓の樹脂枠を取り付けてしまうと隙間ができやすく気密性能が落ちてしまいます。
今回は、写真ではわかりずらいですが、上下に巾木もあるので一度額縁材を取り付けて水平垂直を出してからまどまどを設置しました。(額縁材を加工して巾木の部分を切り欠いています)
また、写真の通りまどまどの最大H寸法を超えていたので、無目材(開口を横に分ける部材)を使用して上をまどまどのFIX窓を使用しました。

性能を重視して取り付けるのはもちろんですが、壁を使用して内窓を設置する際は下地にも特に注意が必要です。
通常の窓のように額縁(木枠)がついていればどんな位置でもビスが効きますが、壁に使われる石膏ボードはビスが効きません。
ビスが効かなければ、年月が経ちビスが外れ内窓の障子が倒れてくる危険性も出てきます。
万が一ガラスが入った障子が倒れてきたらケガより酷い状況にもなりかねません。
こういった場所への取り付けは性能より大切なポイントとなります。

 

まとめ

玄関は音漏れもそうですが、熱も玄関からの出入りが多いので、冬の寒さ対策にも有効的です。また、ペットの飛び出し防止目的で取り付ける方もいます。

玄関についている額縁(木枠)にも場所によっては内窓を設置する事が可能ですが、取り付けが難しい場合にはこのような廊下につけることも一つの手です。
防音効果、寒さへの効果はおうちの造りや周辺環境、玄関の状況などで効果は各ご家庭によって変わりますが、玄関からの音、冷気が気になっている場合は効果が期待できます。

圧迫感や仰々しくなるなどの不安もよく聞きますが、写真の通り、内窓は大部分がガラスですので、想像よりは違和感はないかと思います。

玄関からの音や冷気が気になっている方はご相談ください。
「設置できるかわからない」「玄関見てもらって効果ありそうなら考えたい」などの相談のみでも結構です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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