窓の結露を減らしたい。二重窓AGCまどまどの内開き窓を設置
毎年冬になると朝起きて仕事が増える結露の水滴を拭く作業。
毎朝となると非常に大変です。
カーテンで隠し、諦めてしまってカビが生えているお家も少なくありません。
一度カビが発生してしまうと綺麗にするにも大変ですし、最も注意したいのが乾燥した時にカビの胞子が飛び、人体に影響を及ぼす例があることです。
今回は、その結露を減らすべく二重窓のまどまどを設置した例をご紹介致します。
二重窓(AGCまどまど)の開き窓
一般的には、引き違い窓(横にスライドする窓)、縦すべり出し窓(縦を軸にして外に開く開き窓)横すべり出し窓(横を軸にして外や内側に開く窓、嵌め殺し窓(FIX窓、動かない窓)、上げ下げ窓(上下にスライドする窓)ルーバー窓(ハンドルを回して開け閉めする窓)などがありますが、必ず同じ形にしなければいけないという事ではないですが基本的には二重窓(内窓)を設置する場合は同じ形の二重窓(内窓)を設置します。
※上げ下げ窓は、ほとんどのメーカーに商品がないので、内開き窓や引き違い窓にします
今回は縦すべり出し窓の内側にAGCのまどまどの内開き窓を設置させていただきました。
形状は外の窓についているような形と同じようにハンドルで鍵を解除して開け閉めする仕組みで、二重窓(内窓)なので内側に開いてくる窓となります。
外の窓とハンドルの位置(右か左か)を合わせなければいけないという決まりはありませんが、通常は同じ位置にするケースが多いです。
ただ、ハンドルの位置を同じにすることで内側に開いたときに棚など邪魔になってしまうものがあれば逆にすることも可能です。
二重窓(内窓)を設置する事で圧迫感が出て部屋が狭く感じるのではないかと思い二重窓(内窓)を敬遠する方もいらっしゃいますが、写真の通り、設置前に比べて壁と同色にする事で一体感が出て部屋が狭くなっているような感じはないかと思います。
AGCまどまどの内開き窓の特徴
AGCまどまどの開き窓が他のメーカーと違う点は、補助錠がついている点にあります。
上記写真のハンドルの下に鍵らしきものが見えるかと思いますが、ハンドルでロックできる上に補助錠でさらに防犯対策が可能となっております。
※今回のような結露を減らすための効果には補助錠は関係ありません。
(性能はかわりません)
また、風通しのために窓を開けっぱなしにする際に、急な強風でまどまどが閉じたり開いたりすることがないようロック機能もついています。
写真がロックを掛けている状態になります。
簡単に解除可能です。(ロックを使用しない普段の場合は収納されています。)
AGCまどまどの色は、パールグレー、ヨーロピアンオーク、ハーモニックウッド、柾目、プレミアムホワイトの5色のラインナップになります。
AGCまどまどのカタログ
(P19がカラーバリエーションになります)
まどまどの場合は、部屋の内側が樹脂、外側がアルミとなっておりますので、外から見るとシルバー(アルミ色)になっています。
まとめ
内開き窓の場合は、引き違い窓と比べて気密性が高いので、今回のような結露を減らす目的には効果的です。
しかし、二重窓(内窓)を付けたからといって必ずしも結露がなくなるわけではございませんのでご注意ください。
※結露が窓に全くでなくなるケースもあります。
現在ついている窓の種類や建物の状況、周辺環境などで結露の効果は各お家によって変わりますので正確なアドバイスは難しいのが現状ですが、ある程度のヒントはお話できるかと思います。
「もっと早く付けるべきだった」というお声も多くいただいております。
ご相談のみでも結構ですのでお問い合わせいただけたら幸甚です。
最後までお読みいただきありがとうございます。