ルーバー窓のハンドルで内窓をあきらめていませんか?
ルーバー窓を二重窓にしたいけど…ハンドルが…
ルーバー窓とは、ハンドルをくるくる回してガラスが羽のように重なって開け閉めできる窓の事です。
※開き窓でもハンドルで開閉するタイプもあります。
窓の匠ではハンドルタイプでのご質問もよくいただきます。
・ルーバー窓を二重窓にする事はできますか?
・内窓を設置したらハンドルが使えなくなるの?
・他の業者では、断られたけど本当に二重窓にする事は無理?
ルーバー窓を二重窓にする事ができます
ルーバー窓は、引き違い窓や開き窓と見比べていただければわかる通り、ガラスとガラスのつなぎ目が多く隙間も多いので、気密性が低く熱の出入りが多い窓です。
大きいタイプの窓ではないですが、冬は寒さを感じやすい窓です。
「ハンドルが邪魔で取付が難しそうだし、小さな窓だから…」と現地調査でのお話でよく耳にします。
諦めてしまっている方が多いですが、簡単に取付る事ができますし、気密性の弱いルーバー窓をほっとくのは、もったいない気がします。
ルーバー窓に内窓を設置する方法
ハンドルを取り換える
まず、1つ目の方法としてハンドルを回転幅の狭いタイプに取り換える方法があります。
ふかし枠でハンドルに干渉しないようする
単純にふかし枠でハンドルを回してもぶつからないところまで、額縁(木枠)を足して内窓設置する方法です。かなり大きいタイプのふかし枠が必要な場合が多いのがデメリットです。
枠の立ち上がり幅が狭いメーカー(内窓)を使う。
これは、文章では難しいので次回写真と共に施工事例として紹介します。
ハンドルを取り外し可能の状態にしておく
これはどういう事かというと、通常ハンドルは360度回せますが、ハンドルが内窓の枠等にぶつかる事で360度回せなくなるので、例えば120度の位置で枠にぶつかったとすると、0度➡120度➡ハンドル一度外して➡0度➡120度というようにスパナで六角ボルトを締めたり緩めたりする動作と同じ状態にします。
内窓設置が可能となりますが、ルーバー窓の開け閉めは面倒になります。
今回はハンドルの交換をご紹介
ルーバー窓に内窓を設置する方法の中でも、今回はハンドル交換の紹介をします。
ハンドルは、簡単に取り外すことができます。
写真のように車のハンドル操作と同じように回す事でルーバーの開け閉め可能となります。
このハンドルにするで枠を取り付けるスペースを作ります。
ハンドルを交換するだけで、ふかし枠を使う事なく、すっきりとした内窓の取付が可能になります。
ルーバー窓のハンドル交換のまとめ
ルーバー窓を二重窓にする場合の、1つの対処法としては、完成後の使い勝手や見た目を考えるとおすすめできる方法です。
ただし、ハンドルの形状であったり、ルーバーの動き具合によってはハンドル交換ができない場合があります。
現地調査で判断させていただき、交換不可な場合は他の方法をご提案致します。