下が畳の場合に内窓(二重サッシ)のふかし枠を補強する場合
秋になったと思ったら急に冬が来たかのように寒い日が続く様になりました。
これから冬を迎えるにあたり、暖房の準備を始めている方も多いのではないでしょうか。
お部屋の中で、寒さの原因は窓(サッシ)からの割合が大きいという事をご存じでしょうか。
窓(サッシ)を断熱リフォームすることで快適なお部屋に変わる場合があります。
窓の寒さ対策をすることで暖房費を抑える事にも繋がりますので快適になって光熱費を抑えることができます。
国や自治体も補助金を出す位推奨しておりますので一度考えてみてはいかがでしょうか。
今回は、そんな寒さ対策のために補助金を使って内窓(二重サッシ)を取り付けさせていただきました。
畳の場合のふかし枠の補強
今回、和室の掃き出し窓(下まである大きい窓)にはふかし枠が必要で、大きい窓ですのでふかし枠が経年劣化で下がって(垂れて)しまうと障子(ガラス)が倒れてくる危険性があります。
そこでふかし枠が下がらないよう(垂れないよう)補強材が必要でしたが、壁には下地がなくLアングルでの補強もできず、さらに下が畳のため柄(柱)のような補強も難しい状況でした。
そこで、畳の淵にある木材の見切り材に補強できるよう工夫してみました。
写真の様に畳と壁の間に木材があるかと思います。(見切りがない場合もございます)
見た目も違和感がないように、ふかし枠の縦枠を特注で下まで伸ばしています。
(畳の入れ替えができるように少し浮かしています)
補強を斜めに入れる事で強度がとれ、さらに見た目もすっきり納まりました。
いかがでしょうか。
ふかし枠で部屋の内側にふかしていますが違和感がないかと思います。
フクビ化学工業株式会社のメルツエンサッシ66型
今回は、寒さ対策という事でメルツエンサッシの66型という製品を採用していただきました。
66型というのは、枠の幅が66ミリと他メーカーに比べてスリムな設計になりますのでなるべくふかし枠の幅を抑えたい時には有効的な場合がございます。
まとめ
窓の匠では、ただ綺麗に取り付けるというだけではなく、特に内窓(二重サッシ)の場合は耐久性(少しでも長い期間効果があるよう)もしっかり考えて施工しております。
施工技術だけは自信を持っておりますので、内窓(二重サッシ)をご検討の場合は是非一度ご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。