ピアノの防音対策で内窓プラスト増枠40で取り付け
今回は、ピアノ(グランドピアノ)の防音対策として内窓プラストを設置させていただきました。
内窓を設置するスペース(窓の内側にある木枠(額縁))的には内窓(二重窓)の枠を少し手前に持ち出せば増枠(ふかし枠)がなくても設置できましたが、防音効果を高めるために増枠を使ってサッシ(窓)と内窓(二重窓)との間の空気層を広げて設置しましたのでご紹介致します。
内窓プラスト増枠40
内窓プラストの増枠(ふかし枠)には25ミリ、40ミリ、65ミリタイプと3種類あります。
今回は、25ミリタイプでも十分設置可能でしたが、25ミリタイプと40ミリタイプは金額が変わらないため、40ミリタイプを採用していただきました。
内窓プラスト増枠40の施工手順
今回は、木枠(額縁)に段差がありましたので、段差を平らにしてから増枠(ふかし枠)を設置しました。
段差を平らにしないと増枠(ふかし枠)が斜めになってしまいますので重要な下処理となります。
増枠40の場合はまず樹脂の部材をビスで固定します。
その次に芯材となる木材を固定します。(樹脂材の中に入る様になっています)
そのあとカバー材をはめ込んで固定すれば増枠の設置が完了です。
増枠(ふかし枠)が設置できればあとは通常通り内窓プラストの枠を取付ければ完成となります。
防音合わせガラスソノグラス
今回は、ピアノの防音という事もあり、日本板硝子の防音合わせガラス「ソノグラス」を採用していただきました。
ピアノの場合は、低音域から高音域まで音域も広いので防音合わせガラスが有効となります。
防音合わせガラスは、他にもAGCのラミシャット、セントラル硝子のラミレックスソネスなどがありますが、窓の匠ではどのガラスも扱いがございますので、ご希望のガラスがありましたらご相談ください。
まとめ
内窓(二重窓)でピアノ(グランドピアノ)の防音対策をする際は、窓や建物、周辺環境の状況などで効果がまちまちですので、見た目や費用、効果のバランスを考えてお客様それぞれの仕様を考えてご提案しております。
数多くの場所で、内窓の効果を見てきていますのでご提案に自信を持っております。
その自信をお金に変えるためではなく、綺麗事抜きにして内窓(二重窓)をご検討されている方々に後悔しない仕様を選んでいただきたいと思っております。(他社さんで取り付ける場合でも)
ですので、本当にご質問のみでも結構ですのでお気軽にお問い合わせください。真剣にお答え致します。
最後までお読みいただきありがとうございます。