カーテンボックス内にカーテンレールを生かしながら内窓(二重窓)の取付
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額縁(木枠)の幅が足りない+カーテンボックスがある窓に内窓つける
上記写真の様に、備え付けのカーテンボックスが付いているお家もあるかと思います。
基本的にはカーテンボックスの中にカーテンレールがついています。
写真の通り、内窓(二重窓)を設置するスペースが狭く、カーテンボックスも広くないため、カーテンレールのスペースがあまりありません。
枠の幅が狭い、AGCのまどまどstd(スタンダート)を設置
AGCのスタンダードという製品は枠の幅(大きさ)が他のメーカーに比べ狭いため、額縁(木枠)の幅が狭い窓には有効な内窓となります。
しかし、それでも額縁(木枠)の幅が足りず、ふかし枠(小額縁)が必要となりました。
まどまどの場合は、25㎜と51㎜タイプの2種類がありますが、本来でしたら51㎜タイプとなりますが、51㎜タイプを付けてしまうとカーテンレールが使用できなくなってしまいます。
お客様のご希望は、内窓(二重窓)設置+カーテンレールを今まで通り使用できるようにとの事でしたので、ふかし枠の25㎜タイプを使用して、足りない分は付け木材を使用してまどまどを設置できる幅を確保しました。
なるべくカーテンレールの幅が確保できる様に額縁(木枠)をふかす幅を最小限にしました。
カーテンレールも2本が1つになっているタイプの物がついておりましたが、少しでも余裕を持たせるためにレールを独立させて設置しました。
レールとレール、レールとカーテンボックスが狭い様に見えますが実際にカーテンを設置するとスムーズに開閉できました。
まとめ
カーテンボックスもそのまま使用でき、納まりも非常に綺麗に取り付ける事ができました。
窓の匠では、少しでも内窓(二重窓)の効果が上がるような取り付けをしておりますが、見た目にも気を使い、なるべくお客様のご希望に沿った納まりで取付しております。
今回のお客様も他の業者さんに断られて弊社にご相談していただきました。
他の業者さんが施工可能だとしてもカーテンボックスが使用できなくなったりと、業者さんに言われると鵜吞みにしてしまいがちですが、少しでも希望通りの納まりでない場合は一度ご相談ください。
ご相談のみ、ご質問のみでもしっかりとお答え致します。
最後までお読みいただきありがとうございます。