防犯対策で出窓に後付けシャッター取付。ボックス下げ仕様

出窓にシャッター

毎日100件以上が空き巣などの侵入盗犯されている事をご存知ですか。
空き巣に入られた事がある人はニュースで聞く以外あまりいないと思っていても毎日毎日100件以上と考えると怖いと思いませんか。

「いつか防犯対策しないと…」と考えて早数年という方も多いのではないでしょうか。
物を盗まれるだけならまだしも、万が一犯罪者に居合わせてしまい家族が危害を加えられてしまったら…

そんな事にならないよう、後悔する前に防犯対策をおすすめいたします。

今回は、防犯対策に出窓にシャッターを設置した事例をご紹介致します。

 

目次

侵入盗犯の約6割が窓から

お家に侵入される経路の約6割が窓からというデータがあります。
しかも侵入手口の約4割が打ち破りというガラスを割ってクレセント(鍵)を開ける手口です。

ガラス交換の依頼もある弊社では、「こんなに空き巣が多いの」と感じるほどよく耳にします。
最近では、防犯のガラスでも平気でガラスを破って侵入するほど手口も荒くなっているように感じます。
防犯のガラスが入っているから…面格子がついているから…だけでは安心できません。2重3重の防犯が必要となっています。

 

窓の匠が得意とする後付けシャッター

侵入手口の多い窓ガラスを守るため、シャッターの設置は有効です。

今回のお客様も防犯目的でシャッターをお考えでしたが、最初に問い合わせした業者さんに出窓で窓の上にシャッターボックスを取り付けるスペースがないので設置できないと言われてしまったそうです。

窓の匠では他の業者さんが断るケースこそ得意としております。
現地調査の際お客様から「取り付けできる事がわかっただけでも安心した」というお言葉をいただきました。
窓のプロとして少しでも不安を取り除けたことに嬉しく感じました。


出窓に後付けシャッター設置

窓(サッシ)自体が出窓となっている場合はシャッターの設置が難しくなっておりますが、壁が出ている出窓でしたらシャッターの取り付けが可能な場合があります。

出窓の場合、シャッターの設置可不可の見定めとして窓の上の必要なシャッタースペースがどのくらいあるかが重要となります。
今回も窓の上のスペースが狭く、メーカーが定めている必要なスペースでは納まらない関係で業者さんに断られてしまった事が推測されます。
窓の専門店として製品の形状を熟知しておりますので計算して設置できると判断できました。

 

窓の上のスペース
窓上部の様子

シャッター写真は窓(サッシ)の上のスペースの様子となります。(赤い矢印がスペースの幅)
写真でも狭いのがよくわかります。

 

LIXIL(リクシル)の省スペース用のボックス下げ仕様

シャッターには、シャッターを開けた時下から上に巻き取られて収納される部分(シャッターボックス)が必ず必要となります。
物理的にシャッターボックスを小さくする事はできませんので、窓(サッシ)の上がスペースが狭い場合はシャッターボックスを下に下げて窓に被せるオプション材を使いシャッターを設置する事が可能です。

 

シャッターボックス下げ
シャッターボックス下げ部材

写真はシャッターボックスを下げるためのオプション材の角材を設置した様子になります。
窓(サッシ)は水平垂直が出ていない場合もありますので、水平垂直に注意して設置します。

 

省スペースボックス下げ仕様のシャッター
施工場所:神奈川県藤沢市

ボックス下げ仕様の部材が設置できたらあとは通常通りシャッターを取り付ければ完了となります。

ボックス下げ仕様は、壁からの出幅が厚くなる点やシャッターボックスが窓にかかるというデメリットはありますが、どうしてもシャッターの設置をご希望の方には非常に便利な製品です。

 

まとめ

窓の匠は、他の業者さんが設置ができないと判断した場所でも設置できるケースが多くありますが、絶対に何でも取り付けができるという訳ではありません。
どうしても物理的に取り付けが難しい場合(製品)もありますので、「こんな窓でも付く?」「設置できないなら他に良い製品ない?」など窓の相談所のような感覚でお気軽にお問い合わせいただけたらと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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