シャッターボックスの設置スペースがない場合に、ブラインドシャッターの設置
昨今の台風で怖い思いをした方も多いのではないでしょうか。
現状、シャッターや雨戸のお問い合わせも例年に比べ増えております。
しかし、全てのお家がシャッターや雨戸を付けられる訳ではございません。
特にシャッターの場合は、窓の上にシャッターが巻き取られる部分(シャッターボックス)を設置できるスペースが必要となります。
メーカーによっては、シャッターボックススペースが狭い場合でも取り付けられる仕様(ボックス下げ仕様)もございますが、シャッターボックスは物理的に小さくすることはできませんので、窓の上部にシャッターボックスが下りてくる納まりとなります。
イメージとしては、常にシャッターが少し下りている状態となることから、見た目のイメージが悪くなってしまうと感じる方もいらっしゃるので、そんな方にはブラインドシャッターも選択肢の1つとなってきます。
シャッターがつかない場所に手動式ブラインド型窓シャッター
ブラインドシャッターもいくつかメーカーがございますが、今回は三和シャッター工業株式会社のマドモアブラインド手動タイプのお取り付けをご紹介します。
施工場所:横浜市戸塚区
使い方としましては、部屋の中側にチェーン式ロールカーテンの様に片側に紐がついており、その紐を下ろし続ける事によってルーバー(羽)が1枚ずつ開閉されていきます。
写真の様にルーバー(羽)1枚1枚が独立しています。
ブラインドシャッター(マドモアブラインド)のメリットデメリット
ブラインドシャッター(マドモアブラインド)を自宅に設置したことを思い浮かべた時のメリットとデメリットと感じた事をいくつか挙げさせていただきます。
ブラインドシャッター(マドモアブラインド)のメリット
ブラインドシャッター(マドモアブラインド)のメリットは…
・ルーバー(羽)がシャッターと違い下に収納されますので、シャッターの場合に必要なシャッターボックススペースは必要ありません。周りのお家を見回していただければわかるかと思いますが、窓の上は軒が近かったり、換気口があったりでシャッターボックススペースがない事が多いですが、比較的窓の下はスペースがとれているかと思います。
・窓の網戸レールに設置する事が可能ですので、足場が必要ありません。また、外壁にビスを打ちたくないという方にもおすすめできます。
※網戸のレールに付けるタイプと、外壁に取り付けるタイプがございます。
・ルーバー(羽)の角度を自由に変えられますので、窓を開けていても誰かに入られる心配がありません。
※2階などでもお隣の壁が近かったりすると、泥棒に侵入されるケースもあります。
・夏場などは、ルーバー(羽)の角度によって日よけにもなりますので、暑い日差しを遮る事によって冷房効率を上げる事が可能です。
・ルーバー(羽)の角度によって、目隠しをしながら窓を開けておくことが可能です。
お隣の窓が近かったり、土地の形状で段上、段下などの場所でもルーバー(羽)が調整できることで目隠しする事ができます。
ブラインドシャッター(マドモアブラインド)のデメリット
ブラインドシャッター(マドモアブラインド)のデメリットは…
・標準仕様のシャッターに比べて高額の製品になります。
・開け閉めが紐を回し続ける動作が必要ですので、開け閉めはシャッターに比べて面倒になります。
・手動タイプは掃き出し窓(足元まである大きな窓)の設定がありませんので、もし掃き出し窓の設置をする場合は電動式となります。
まとめ
ブラインドシャッター(マドモアブラインド)は、比較的簡単に設置ができますので、お時間も1カ所でしたら1~2時間程度で設置可能です。
メリットデメリットをしっかり把握していただければ、設置を考えている窓に合っているかがわかるかと思います。
シャッターや雨戸がつかないから、台風対策は諦めていたという方はこの先どれほど強い台風がくるかわかりませんので、被害がある前にご検討してみてはいかがでしょうか。
ご自宅の窓に設置可能か?金額はどのくらいするのか?などご質問のみでも全然構いませんのでお気軽にお問合せ下さい。
最後までお読みいただきありがとうございます。