窓からエアコンダクトを通して防音目的で内窓(二重窓)を設置
築年数の経ったマンションなどですと、エアコンを設置する穴が開いてない事があり、壁に穴を開ける事ができず困っている方もいらっしゃるかと思います。
今回は、そういったマンションでエアコンを設置するための方法として施工事例をご紹介します。
さらに周辺道路の騒音対策で内窓(二重窓)を設置をご希望でしたので、内窓(二重窓)でもエアコンダクトを通せるよう取り付けしました。
エアコンのダクトを通すため網戸を改造
壁にエアコンのダクトを通す穴がなく、ダクトを外に通すため窓からの方法を考えて、網戸を新規で特注製作し、網の代わりにアルミのパネルを使いダクトが通せる穴があけられるようにしました。
パネルの穴はエアコン屋さんが通しやすい位置にできるよう穴あけはしていません。
窓にエアコンを直接設置するウインドエアコンと同じ要領で網戸を使用して設置しました。
※窓の開け閉めはできます。(窓の鍵はできません)
エアコンダクトを通して内窓(二重窓)設置
さらに、周辺の道路の騒音対策で内窓(二重窓)を設置させていただきましたが、内窓(二重窓)もエアコンダクトが通せるように、柱部材(方立)を使用して取付しました。
網戸はサッシと同色に、内窓も色を合わせる事で違和感が薄れます。
防音対策にAGCまどまど設置
今回は、枠の幅を考えてなるべくふかし枠の幅が狭くなるようまどまどを採用させていただきました。
まどまど用のふかし枠である小額縁を使って設置しました。
まどまどは比較的防音性能も高いので木枠(額縁)が狭い窓には有効的です。
小額縁でしたら、部屋の中に出っ張る違和感は少ないかと思います。
ふかし枠で内窓(二重窓)設置を躊躇している方はご参考下さい。
内窓(二重窓)はオーダーメイドとなりますので、エアコンダクトを通すための柱を入れても計算して発注してますので綺麗に納まります。(もちろん鍵もできます)
まとめ
窓の匠では、他の業者さんに断られてしまうような工事内容でも真剣に考え、なるべくお力になれるよう心掛けています。(どうしても難しい場合もございます)
窓周りに関する事でしたら、なんでもお答え致しますのでお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございます。