木枠をふかさなくても(ふかし枠)コーナー窓に内窓を設置できる場合があります。
「木枠(額縁)の幅が足りなく柱が立てられないのでコーナー窓には内窓の設置は難しいです」
「木枠(額縁)の幅が足りなくふかし枠がどうしても必要です」
と業者さんに言われたけど…どうしても内窓を設置したい…どうしてもふかし枠は避けたい…
などのご相談をいただく事が多々あります。
今回はマンションに住んでいる方で、結露に悩んで内窓を設置しようとしたけど、他の業者さんに見積もりを依頼したらコーナー窓に内窓の設置が難しいとの事で「窓の匠」にご相談いただいた例をご紹介致します。
コーナー窓にも簡単に内窓が設置可能です
お客様より「コーナーの窓に内窓を付けたいんですけど…他の業者さんでは柱が立たないから難しいと言われました」
との事で早速見させていただきましたが…
たしかに木枠(額縁)は狭いですが、難しい事なく取付可能だとすぐに判断できました。
内窓に慣れていない業者さんですとなかなか納まりがイメージしにくいですが、様々な難しい場所に内窓を設置してきている「窓の匠」では、簡単な部類に入る工事です。
全てのメーカーの内窓を熟知していれば、ふかし枠を使わなくても取付できるケースもあります。
取付可能という事をお話させていただくと、さらになるべく木枠(額縁)より部屋の内側に出っ張らないで付けたいとの事でしたので、枠の幅が比較的狭い「AGCのまどまど」を採用しました。
まどまどは他のメーカーに比べると枠の幅が狭いため、他のメーカーではふかし枠が必要な場合でもまどまどだとふかし枠を使用せずに設置可能の場合もあります。
今回は、まどまどでふかし枠が必要ないぎりぎりでしたので、まどまどの良さが発揮されました。
※まどまどのふかし枠は、「大額縁」「小額縁」という商品名になります。
内窓の引き違い窓は左右で大きさを変える事が可能です。
引き違い窓とは、横にスライドさせて開け閉めする窓です。一般的な窓でよく見かける窓になります。
コーナー窓に内窓を設置する場合や、片引き窓(片方がFix窓(開かない窓)、3枚建て4枚建て(3枚、4枚横に連なっている窓))などの場合は、左右や真ん中で障子(ガラス)の大きさが違うケースがありますが、内窓も外窓(既存の窓)に合わせて製作する事が可能です。
枠を取り付けた様子になります。
枠が取付られたら障子(ガラス)を入れます。
現地調査時、コーナーの柱を立てた状態を想定し、外の窓(アルミサッシ)と合うように計算し、メーカーに依頼をします。
計算がしっかりできれば写真の様にぴったり合わせる事が可能です。(斜めからの写真なので若干ずれているように見えますが、正面に立つと揃っています)
基本的には、写真のように外の窓(アルミサッシ)と合わせた方が、「後から内窓を付けた」という違和感は薄くなります。
ただ、変則(左右で大きさを変える仕様の事)の場合に気を付けなければならないのが、左右で大きさがあまりにも違うと開け閉めのした時に掃除しにくい場所がでてきます。(片側をあまりに大きくすると、開けられる幅が狭くなるので、外窓の内側のガラス、内窓の外側のガラスが拭きにくくなります。)
まとめ
窓の匠は内窓を得意としており、他の業者さんでは取付を断られた場所でも取付可能だけでなく、見た目も違和感なく、さらになるべく求める効果に近い内窓、さらにさらにはなるべく費用対効果の良い内窓をご提案、取付ができます。
「他で断られた場合はご相談ください」と謳っている窓の専門店でできない納まりでも窓の匠では可能な場合があります。
もし窓でお困りな事がありましたら、「セカンドオピニオン」の感覚でも喜んでお答え致しますのでご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。