ピアノの防音で上げ下げ窓に内窓プラストの内開き窓(PDL型)
ピアノの発表会やコンクールが近くなると夜まで練習をしたいと思いますが、ご近所迷惑になってしまうのではと気になって練習に集中できないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
音は、床、壁、天井、換気扇、換気口、エアコンと様々な部分から出入りしていますが、大きな割合を占めるのが窓と言われています。
ですのでまずは窓の防音から対策することが重要となります。
今回は、上げ下げ窓に内窓プラストの内開きタイプ(PDL型)を取り付けさせていただきましたのでご紹介致します。
上げ下げ窓に内開きタイプの内窓(二重窓)
上げ下げ式の窓に内窓(二重窓)を設置する場合は、一般的に内開きのタイプを使用します。
その理由として、内窓(二重窓)には上げ下げ窓タイプの製品があるメーカーが1社しかなく、その製品も断熱には良いですが、防音となると性能が低いため、防音目的ではあまりおすすめできません。
ですので、内開き窓タイプを多く採用していただいております。
内窓プラストの内開き窓(PDL型)で上げ下げ窓の内倒しを可能に
ご存知でない方も多いかもしれませんが、上げ下げ窓は障子(ガラス)を手前に倒す事ができる場合が多いです。
部屋の中からガラスの外側を拭きやすくするためのものとなっておりますが、そもそも使っていない方は使えなくなっても良いとの事で内窓(二重窓)を設置する方もいらっしゃいますが、使えたらいざという時に便利です。
しかし、メーカーによっては内窓(二重窓)の枠の構造上内倒しが使えなくなるメーカーがほとんどです。
上記写真は内窓プラストの内開き窓タイプ(PDL型)の枠を設置した様子になりますが、戸当たり(枠)がスリムな設計となっているため、枠が付いても上げ下げ窓を内側に倒しても内窓プラストの枠を交わしています。
内窓プラスト以外のメーカーの内開き窓はこの戸当たり(枠)部分が大きいため、内側に倒した時にぶつかってしまいます。
拡大した写真になりますが、内窓プラストの枠に当たることなく上げ下げ窓が内側に倒れています。
内窓プラストでも内倒しできない場合も多いので、ご自宅の上げ下げ窓はどのような納まりになるか気になる方はお気軽にお問い合わせください。
ピアノの防音対策に防音合わせガラスソノグラス
今回は、ピアノの防音対策という事でソノグラスを採用させていただきました。
ピアノは低音から高音と音が出ますので、防音合わせガラスのソノグラスが有効的となります。
ソノグラスでも厚みは様々変えられますのでご自宅に合ったものをご提案させていただいております。
ソノグラスは右下に音符のマークが刻印されています。
まとめ
音の場合は、一度気になってしまうと多少音量が落ちても気になってしまう様ようになります。
ご近所様からご指摘があってからですとすでに音に敏感になってしまっているケースが多いので、その前に防音の対策をして気兼ねなくピアノの練習ができるように一度考えてみてはいかがでしょうか。
窓の匠は、音の問題で多くの内窓(二重窓)を設置させていただいております。
防音に関する事で何かご不明な点等ありましたら、ご質問のみでも丁寧にお答え致しますのでお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせいただいた後に営業や売り込みのお話は致しません。
最後までお読みいただきありがとうございます。