マンションや戸建ての窓からの子供の転落を防ぐ
最近も立て続けに子供が転落して亡くなったニュースがありました。
今回は、窓(サッシ)からの転落を防ぐため、窓(サッシ)の内側に柵を付けさせていただきましたのでご紹介致します。
子供の転落事故
ニュースでもよく耳にしますが、これだけ報道されていても転落事故は後を絶ちません。
最近のニュースでの事故も1件は11歳と大きい子供になります。
子供は好奇心から大人が予想しない動きをしたりします。
自分自身が子供だった頃を思い出すと思い当たる節もあるかと思います。
「言うことを聞くから平気だろう」「まさか、うちはそんな事起きない」と思っていませんか?
事故に遭われたご家族も同じことを思っていたかもしれません。
もし万が一…そんなことが起きてしまったら一生後悔してしまいます。
戸建ての2階でも打ちどころが悪ければ最悪な事態も考えられます。
絶対に起きてはならない事故を防ぐために一度ご自宅を見直してみてはいかがでしょうか。
室内に面格子
今回は、マンションという事と、外開き(縦すべり出し窓)とがあり室内に面格子(柵)を設置させていただきました。
落下防止対策を考えている方によっては「檻みたいな見た目になるから嫌だ…」だったり「使い勝手や掃除がしにくくなるから嫌だ…」と思っている方もいらっしゃいますが、子供の命の事を考えたら妥協できる事だとは思います。
むしろ万が一の事が起きてしまったら見た目や使い勝手で悩んでいた事など後悔でしかなくなってしまいます。
面格子の取り付け方
もともとプリーツ網戸(収納型の網戸)を付けた業者さんが柱(方立)を立てていましたので、その柱を使って設置しました。
柱はアルミ製のものでしたので、ビスのみの固定は緩む可能性がありますので、ターンナットという金具を使って固定しました。
ターンナットはあらかじめターンナットが入る比較的大き目な穴を開けます。
写真の金具がターンナットになります。
写真だけ見るとどう使うかもわからないような金具になっています。
あらかじめ入れたターンナットはビスを入れていくと自然に回転する仕組みとなっており、写真の様に90度回転します。
あらかじめビスを入れてターンナットの回転部分を手前にずらしておくことで取付をスムーズにすることができます。
ターンナットが仕込めたら後は本体を固定するだけで設置完成となります。
穴あけの際はあらかじめ水平垂直をみて穴を開けることで、綺麗な仕上がりとなります。
まとめ
面格子で窓を覆ってしまうと面格子の隙間から手を入れて窓を操作するため使い勝手が悪くなります。
窓ガラスを拭いたり掃除も大変になります。
しかし、これで子供の命を守っていると考えると安心できます。
また、見た目も実際についてしまうと檻の様にはなっていないのがわかりかと思います。
窓の匠は窓の専門店です。
窓の事なら自信を持っておりますので、窓でお悩みの事がありましたら解決できるよう真剣にご対応いたしますので
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