線路の防音対策で内窓プラストを取付。しかし、エアコンダクトが…!!
何回か紹介していますが、エアコンのダクトが窓(ガラス)を通っていて内窓が取付られないと思っている方もいるのではないでしょうか。
基本的には、内窓を取付られない窓はありません!!(見た目や機能が変わるなどの条件がありますが)
今回も、目の前が線路のため騒音対策で内窓を検討していましたが、弊社HPのエアコンダクトのある窓でも内窓を取付ていた記事を見てご連絡いただきました。
・エアコンダクトはどうやって逃がすの?
・エアコンダクト以外の問題は?
・効果は変わらない?
エアコンダクトの逃がし方
エアコンダクトがある場合は、そのまま内窓をつけてしまうと当然閉まらなくなりますし、少しでも内窓が閉まらなければ意味がありません。
基本的にはエアコンダクトがある部分は壁にしてしまうという考えで施工します。
見た目も大切ですので、木材に色を塗っただけのものではなく、樹脂製の柱を使用してダクトを逃がす壁(穴)を取り付けます。(内窓と質感を合わせます)
エアコンダクト以外の問題
エアコンダクトを逃がせれば内窓を取付る事は可能ですが、通常の引き違い窓では、左右の障子が同じ大きさなので(左右違う場合もございます)、ダクト逃がしを取り付けるとどちらかが小さくなります。
内窓の障子を左右同じ大きさにすると、当然真ん中(框)がずれる事になりますし、真ん中を合わせるために左右違う大きさに内窓を製作すると金額が上がってしまいます。
また、ダクトが右側か、左側かでアルミサッシのクレセントが内窓に当たってしまい、開け閉めできなくなることもありますので注意が必要です。
なかなか文章では伝わりにくいと思いますので、ご不明でしたらお気軽にお問合せください。
効果について
エアコンダクトを逃がすために壁(柱)などを取り付けて、穴をあけたら効果が落ちるのではないかと思われますが、壁(柱)と額縁(木枠)の間にコーキング剤を流したり、エアコンダクトの穴も穴埋めパテを多めに使用し隙間がないように施工していますので、効果も問題ありません。
弊社は施工に最も自信を持っておりますのでご安心ください!